美容オイルを使いたいけれど、使う目的や順番がわからないという方が多いのでは?今回は、美容オイルを使う目的と使う順番について解説します。
美容オイルは、何のために使うのか?
美容オイルには、年齢とともに減少する皮脂を補う、肌の水分と皮脂のバランスを整える、ツヤやうるおいを出す、肌が柔らかくなるといった効果が期待できます。
美容オイルの使い方
美容オイルには、下記のような使い方があります。
(1) ブースターとして
洗顔後すぐの肌に使う方法があります。このとき水分は完全に拭き取らないのがポイント。肌が少し濡れているうちに美容オイルを塗布することで、肌に水分を閉じ込めながら保湿できます。
この方法だと、肌がほぐれて水分が浸透しやすい状態に整えられるので、乾燥肌の方に特におすすめです。
<塗り方>
1.適量(メーカーの推奨量があればそれに従う)を手に取る。
2.両手のひらを合わせて温めてから、顔の内側から外側に向かって指で円を描くようになじませる。深呼吸しながら行うと、リラックス効果も。
3.乾燥が気になる部分は少量重ね付けする。
(2) 乾燥が気になる部分に使う
(3) スキンケアの最後に乳液やクリームの代わりに使う
スキンケアの最後に乳液やクリームの代わりに使う場合は、ブースターの塗り方を参考にしてください。普通肌の方は、この方法やブースターでの使用がおすすめ。
(4) 乳液やクリームに混ぜて使う
乳液やクリームに2、3滴美容オイルを混ぜて使う方法は、夏の使用や脂性肌の方におすすめ。
(5) ファンデーションに混ぜて使う
ファンデーションに1、2滴美容オイルを混ぜて使う方法も。リキッドよりもクリームのほうがムラなく混ざりやすいでしょう。この方法は、肌のツヤが足りないときやいつものファンデーションの保湿力をアップさせたいときにおすすめです。
このほか、通常の美容液のように、化粧水の後、乳液やクリームの前に使用することが推奨されている美容オイルもあります。
美容オイルを使う上での注意点
美肌サポート効果が期待できる美容オイルですが、いくつか使用する上での注意点があります。
(1) 3か月程度を目安に早めに使い切る
美容オイルは酸化しやすいものもあるので、原則として3か月程度を目安にできるだけ早く使い切りましょう。また、香りなどに変化が感じられた際は、速やかに使用を中止しましょう。
(2) 冷暗所で保管する
遮光瓶に入っていても保管には注意が必要です。高温多湿、直射日光は避け、冷暗所で保管しましょう。
(3) 食用オイルは避ける
一時期食用オイルを顔に用いることが注目されましたが、肌へ用いることへの安全性が確保されていないため避けることをおすすめします。
(4) 朝の使用は慎重に検討すること
現在販売されている美容オイルは技術の向上などにより、しっかりと精製され、酸化しにくいものが多くなっています。
しかし、そういった商品ばかりではなく、保管状況により品質の劣化も考えられるので、油焼け(肌が色素沈着を起こすなど)のリスクも考える必要があります。紫外線の影響を受ける日はとくに、美容オイルの朝の使用は慎重に検討しましょう。
おすすめ美容オイル2選
美容オイルの中には、使うタイミングが明記されているものと、そうでないものとがあります。今回は、その両方を紹介します。
(1) 良質なセラミドと、肌悩みにアプローチする植物を配合したブースターオイル
「チャントアチャーム モイスト ブースターオイル」(40mL/3520円)は、うるおいを与え、バリア機能をサポートする「植物性セラミド(コメヌカスフィンゴ糖脂質)」と、水分を抱え込む力に長けた「バオバブ種子油」を配合したブースターオイル。
洗顔後すぐの肌によくシェイクしてから塗布することで、次に使う化粧水などの浸透を高める効果が期待できます。使い続けることでうるおいを保ち、乾燥くすみもケア。うるおいとツヤに満ちた健やかな肌に導きます。
(2) ザクロ種子油をブレンドしたエイジングケアオイル
成分表を見ながら商品をチェックする傾向にありますが、充実した内容で驚かされたのが、素肌日和「潤み肌オイル」(25mL/6820円)。ブースターとして、クリーム代わりとしてなど使い方はさまざま。
ザクロ種子油がブレンドされているのですが、それには「プニカ酸」という脂肪酸が豊富に含まれていて、肌のクッションとも言えるコラーゲンの生成をサポートしてくれます。使い続けることで、艶やかでしなやかなハリ肌へ。
美容オイルはいくつも所持すると、使い切るのに時間がかかり、品質を保つのが難しくなります。2、3本に厳選して早めに使い切りましょう。
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